「ホテルの一室みたいに、すっきり片づいた特別感のある部屋に住みたい。でも自分の家はどうも生活感が出てしまう」
そんな憧れとモヤモヤを抱えている方は多いのではないでしょうか。
結論として、ホテルライクなインテリアとは、生活感を抑え、配色と素材に統一感をもたせ、間接照明で陰影をつけた「非日常の特別感」がある部屋のことです。自宅をホテルライクにする近道は、①色数を絞って配色を統一する、②家具や布の素材の質を上げる、③間接照明で陰影をつくる、の3つです。この3つを押さえれば、特別な間取りでなくても部屋は見違えます。
多くの記事は小物中心ですが、ホテルの上質感を本当に支えているのは主役家具の素材です。無垢家具専門店RAM(ルームアート松井)が、本物の無垢材を中心に置くと10年経っても色あせない理由まで、具体的にお伝えします。
ホテルライクなインテリアに共通するのは、次の3点です。逆に言えば、この3つさえ揃えば「ホテルのような部屋」に近づきます。
ホテルの部屋が落ち着いて見えるのは、豪華な家具を詰め込むからではなく、「引き算」で要素を絞り、選んだ一つひとつの質を高めているからです。
ホテルライクな部屋は、①配色を「70:25:5」でまとめる、②上質な素材を選ぶ、③間接照明で陰影をつくる、④生活感を消す、の4つのコツでつくれます。順番に見ていきましょう。
配色はホテルライクの土台です。プロのインテリアでも使われる黄金比「70:25:5」で色の面積を配分すると、初心者でも統一感が出せます。
| 役割 | 割合 | 使う色・場所の例 |
|---|---|---|
| ベースカラー | 約70% | 壁・床・天井。白、ベージュ、グレージュなど明るい無彩色 |
| メインカラー | 約25% | ソファ・ラグ・カーテンなど大きな家具。ブラウン、チャコールグレーなど落ち着いた色 |
| アクセントカラー | 約5% | クッション・アート・小物。真鍮のゴールドや深いグリーンなど |
迷ったら、ベースとメインはグレージュ(グレーがかったベージュ)系の同系色でまとめ、アクセントだけ質感の違う色を一点足すと失敗しません。色数を「3色まで」に絞ることが、生活感を消す最初の一歩です。
ホテルライクの上質感を最終的に決めるのは、色よりも「素材の質」です。同じグレーのソファでも、合成皮革と本革では光の反射も座り心地もまったく違います。
多くの記事はリネン・コットン・ウール・レザーといった素材名の列挙で終わりますが、見落とされがちなのが木の素材です。テーブルやベッド、収納といった面積の大きい木部を、プリント化粧板ではなく無垢材(一本の木から削り出した本物の木)にするだけで、空間全体の格が上がります。
無垢材は使い込むほどに色艶が深まり、10年後には購入時とは違う落ち着いた表情になります。ホテルライクで大切な「本物がもつ静かな深み」は、この経年変化から生まれます。
さらにRAMが提案するのが「異素材の調和」です。無垢材の温かみに、レザーやスチール、ガラスといった硬質な素材を一点合わせると、温かみと緊張感のバランスでホテルのような洗練に近づきます。RAMの無垢家具は木目を読みながら職人が手作業で削り出すため、異素材と並べても引けを取らない表情が出ます。
ウォールナットやオークなど樹種ごとの色味と特徴は、下の記事で詳しく解説しています。
照明を変えるだけで、部屋の印象は劇的にホテルらしくなります。ポイントは、天井のシーリングライト一灯で全体を明るく照らすのをやめ、光源を複数に分けて陰影をつくることです。
照明の選び方や部屋別の配置は、専用の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
最後のコツは、生活感の元になる「情報量」を減らすことです。ホテルの部屋に説明書やリモコン、洗剤が出しっぱなしになっていないように、日用品を視界から隠すだけで一気に整います。
結論から言えば、一人暮らしや賃貸の部屋でもホテルライクは実現できます。広さよりも「配色の統一」と「素材の質」のほうが効くからです。
むしろ賃貸こそ、家具とアートに投資する価値があります。壁紙や床は変えられなくても、家具・ラグ・照明・アートは引っ越し先にそのまま持っていける「住まいに付かない資産」だからです。安い小物を数で揃えて生活感を増やすより、長く使える一点に投資するほうが、結局ホテルライクへの近道になります。
すべての部屋を一度に変える必要はありません。手をつけやすい順番があります。最初の一歩におすすめなのは、面積が小さくまとめやすい寝室です。
寝室は家具点数が少なく、ベッドが主役になるため、ホテルライク化が一番手軽な部屋です。ベッドリネンを白やグレージュの無地で揃え、枕やクッションを足すだけでホテルの客室感が出ます。
仕上げに、ヘッドボードや枕元の照明にこだわると一気に本格的になります。下の写真のように、無垢材のヘッドボードに間接照明を仕込むと、夜の寝室が落ち着いた特別な空間に変わります。
リビングは、主役のソファを起点にラグ・照明・サイドテーブルを同じトーンで足していくと、まとまりが出ます。一番大きな面積を占めるソファの色と素材を妥協しないことが、ホテルライクの成否を分けます。
テレビ周りやソファの背面に間接照明を仕込み、観葉植物を一鉢添えると、生活感のあるリビングがラウンジのような空間になります。モダンな方向でまとめたい場合は、下の記事も参考になります。
RAMが手がけたコーディネートにも、ホテルライクな空間づくりの実例があります。たとえば「素材で魅せるホテルライクな無垢家具スタイル」と名づけた住まいでは、無垢材の落ち着いた色味に、レザーやガラス、金属の質感を効かせて、住宅でありながらホテルのラウンジのような静けさを実現しています。
住宅だけではありません。熱海・湯河原の一棟貸しヴィラ「THE BENIYA」では、緑を望むソファラウンジに木製ビーズのペンダントライトを合わせ、宿泊空間そのものをコーディネートしています。
色数を絞って異素材を組み合わせると、広さに頼らずに非日常感が生まれます。こうしたコーディネートは、靴を脱いで自宅感覚で試せる600㎡のショールームでも体感できます。遠方の方は、気になる商品ページからお問い合わせいただければ、お部屋に合わせた組み合わせをご提案します。
ホテルライクに合う家具は、面積の大きい主役家具(ソファ・ベッド・ラグ・照明)を、無垢材など本物の素材で選ぶのが正解です。毎日触れて視界の多くを占める主役家具こそ、質の差が部屋全体の印象を左右するからです。長く使えて経年変化を楽しめる無垢材は、ホテルのような質感を長期で支えてくれます。ここからは主役になるRAMの家具とアートを4点ご紹介します。
Satellite Mは、RAMで一番人気のペンダントライトです。精密に編み込まれたワイヤーシェードが光を通すと、壁や天井に繊細な陰影が広がり、ホテルのラウンジのような空間に変わります。コツ③の間接照明を一台で叶える照明で、ダイニングやソファの上に吊るすだけで完成度が上がります。
Stoneは、クセのないチャコールグレーのベルギー製デザインラグです。モノトーンでまとめる配色(コツ①)と相性がよく、足元に敷くだけで空間に奥行きとヴィンテージ調の味わいが出ます。サイズは80×150cmから240cm超の大判まであり、ワンルームから広いリビングまで対応します。
N-01は、ウォールナット・オーク・チェリーの無垢材から選べる、装飾を抑えた端正なベッドフレームです。木の質感がそのまま表れるため、白いリネンと合わせるとホテルの客室のような清潔感が生まれます。すのこには調湿性のある桐の無垢材を使い、長く快適に使えます。
Kairou Mは、和紙の製法を世界に発信する日本人デザイナーによる和紙アートパネルです。網目のように重なる線が回廊のような陰影を描き、照明の光を受けるたびに表情が変わるため、間接照明(コツ③)との相乗効果が際立ちます。幅50cm×高さ50cmの木製フレーム+ガラス仕上げで、一枚飾るだけで壁の余白がホテルのような静けさに変わります。
アートのサイズ選びや飾り方のコツは、下の記事で詳しく解説しています。
壁掛けアートの選び方 — 無垢家具に合う和紙アートパネルの飾り方
以上、ホテルライクな空間の主役になるRAMの家具とアートを4点ご紹介しました。無垢材の家具は10年保証や修理・メンテナンスにも対応しているため、買ったときの木の表情を長く保てます。素材やサイズの選び方に迷ったら、各商品ページから気軽にご相談ください。お部屋に合った一点をご提案します。
気になる家具は、東京・品川の店舗で実物をご覧いただけます。
無垢材の質感や座り心地を確かめてから、サイズ・素材を自由にオーダー。専門スタッフが無料でご相談を承ります。