ソファの足置きには、オットマン(足のせ台・フットスツールとも呼びます)を選ぶのが正解です。足をのせるための小さな台で、ソファの前に置けば足を伸ばしてくつろげ、来客時には腰掛けにもなる、一台で何役もこなす家具です。「ソファ 足置き 名前」と検索する方が多いのは、この家具の名前がオットマンだと知られていないためです。
この記事では、創業100年の家具専門店RAM(ルームアート松井)が、足置き=オットマンの選び方と使い方を、初めての方にも分かるようにまとめました。オットマンとカウチ・スツールの違い、失敗しない高さ・幅・張地の選び方、カウチ化や収納付きタイプの活用法まで、初めての方でも迷わないように解説します。
ソファの足置きに選ぶべきは、オットマン(足のせ台)です。足を乗せることを目的に作られた小ぶりな台で、ソファの前に置いて使います。背もたれや肘掛けがなく上面がフラットなため、太ももからひざ裏までまっすぐ預けられます。
オットマンは、一般家庭では「フットスツール」「足のせ台」と呼ばれることもあります。足を乗せることに特化しているため、まずはこの一台が足置き選びの基本になります。ただし、座ること自体が目的ならスツール、ソファごと買い替えてもよいならカウチソファという選択肢もあります。足を乗せる目的に絞るなら、オットマンが基本です。
オットマンとカウチソファ・スツールの違いは、オットマンが「足を乗せる」ことを主目的に作られて自由に動かせ、ソファに連結すればカウチのようにも使える点です。混同しやすい3つを表で整理します。
| 種類 | 主な目的 | 特徴 |
|---|---|---|
| オットマン | 足を乗せる | 小ぶりで動かせる。ソファに連結してカウチ化も。来客時は腰掛け兼用 |
| カウチソファ | 座る+足を伸ばす | 座面が長いが本体と一体で大きく、向きを変えにくい |
| スツール | 座る | 背・肘のない小さな椅子。足置きを兼ねる製品もある |
カウチソファは座面が長く足を伸ばせますが、本体と一体で大きいため、向きを後から変えられません。オットマンは小さく動かせるため、必要なときだけソファの前に寄せ、来客時は離して腰掛けにできます。ソファに連結すればカウチソファに近い使い方ができます。そのため、後付けの自由度が魅力です。
スツールは「座る」ことが主目的の小さな椅子です。両者は兼用できる製品も多いため、購入時は「座る」と「足を乗せる」のどちらに比重を置くかで選ぶと失敗しにくいです。
カウチソファそのものを検討している方は、下の記事で失敗例と選び方を解説しています。
失敗しない足置き(オットマン)の選び方は、①高さ → ②幅 → ③張地の順で決めることです。なかでも高さは、足を伸ばしたときの快適さを大きく左右します。
オットマンの高さは、ソファの座面と同じ高さを選ぶのが基本です。座面とオットマンの上面がつながって一枚の面になるため、太ももからふくらはぎまでまっすぐ預けられます。ソファ座面との差が2〜3cm程度なら大きく気になりませんが、感じ方には個人差があります。差が大きいとひざが浮いたり落ち込んだりするため、結果として落ち着きません。
幅は、一般的な1人掛けソファの座面幅に近い70〜90cm程度を目安にすると、バランスよくまとまります。広めを選べば二人で足を乗せられるため、使い方が広がります。置いたときに生活動線をふさがないか、先に床の寸法を測って確認しておくと安心です。
張地は、ソファ本体と同じ生地で揃えると、別の家具として置いても一体感が出ます。色や素材がそろっていることから、置く位置を変えても部屋がまとまって見えます。カバーを外して洗えるカバーリング式は、足を乗せて汚れやすいオットマンだからこそ役立ち、清潔に保てます。
「既製品やDIYで手軽に安く済ませたい」という声もあります。手軽さは魅力ですが、本体と高さや張地が揃わないと、統一感が損なわれることがあります。長く使うなら、本体と高さ・張地を揃えられるものを選ぶのが結局は近道です。
サイズや生活動線まで含めたソファ選びの基本は、下の記事で詳しく解説しています。
オットマンは足置き以外にも、カウチ化・来客の腰掛け・サイドテーブル・収納と、暮らしに合わせて用途を変えられます。足置きとしてだけ使うのはもったいない家具です。
もっとも便利なのが、ソファの前に寄せてカウチソファのように使う方法です。足を伸ばして寝転べるため、いつものソファが一気にくつろぎの場所に変わります。来客時は離せば追加の腰掛けになるため、座る場所を増やせます。
天板代わりにトレーを乗せればサイドテーブルにもなり、中が空洞の収納付きタイプならブランケットや雑誌をしまえます。折りたたみ式なら使わないときにコンパクトに片付けられます。暮らしに合わせて役割を変えられるため、オットマンは一台で長く活躍します。
RAMには、ソファ本体と同じ張地で仕立てたオットマンがそろい、足置きとしてもカウチ化にも使えます。いずれもカバーを外して洗えるカバーリング式で、無垢の脚は樹種を選べます。無垢材の特性として使い込むほど色艶が深まるため、足元から長く愛着が育ちます。足置きに使える代表的な3つをご紹介します。
オルタナは、1人掛けからL字まで後から組み替えられるモジュール式ソファです。幅73〜93cm・高さ37cmのオットマンがそろい、座面高37cmと高さがそろうため、足置きとして使っても、ソファに連結してカウチのように使っても段差ができません。家族構成が変わってもユニットを足して使い続けられるため、買い替えを前提としない一台です。リビングを広く使いたい方や、将来の模様替え・家族構成の変化を見据える方に向きます。
アマンダは座面高27cmと低く、床に近い目線でくつろげるロータイプのソファです。同じシリーズのオットマンを前に置けば、低い床座感覚のまま足を伸ばせます。丸みを帯びた角の少ないフォルムのため、小さなお子様がいるご家庭にも取り入れやすいです。グレー・ベージュ・ピンクなど落ち着いた色から選べます。床に近い暮らしが好きな方や、お部屋を広く見せたいご家庭に向いています。
リベルテⅡは、座面に境目のない「フラットシート」が特徴の国産無垢ソファです。オットマンはMサイズ(幅70cm・高さ36cm)とLサイズ(幅96.5cm・高さ36cm)があり、座面高36cmとぴったり同じ高さのため、つなげると一枚の広い座面のように使えます。木部・構造部は10年保証付きのため、経年変化を楽しみながら長く使えます。境目のない広い座面で、家族みんなでゆったりくつろぎたい方に向きます。
リベルテⅡ|境目のないフラットシートのロースタイルソファ ↗
遠方で来店が難しい方も、商品ページからお問い合わせいただければ、お部屋のソファに合う足置きの高さ・サイズ・張地をご提案します。
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