一人暮らしのワンルームや賃貸でも、家具・配色・照明の整え方でホテルライクな雰囲気を目指せます。まずは主役の家具を一点決め、色を絞り、灯りを分け、視線の抜けと日用品のしまい場所を整えましょう。
大切なのは、ホテルの写真をそのまま再現することではなく、帰宅したときにほっとできる景色と、毎日の使いやすさを両立すること。無垢家具専門店RAM(ルームアート松井)が、置き場所の確かめ方から具体的な家具選びまでご紹介します。

ホテルライクとは、生活感を抑え、配色や素材に統一感を持たせ、照明の陰影を楽しむインテリアのことです。広い部屋や内装工事が必須ではありません。今あるベッドやカーテンを活かして、目に入る色と物の量を整えるところから始められます。
狭い部屋では、家具を増やさないことも大切です。ソファを置く余地がなければ、ベッドカバーと照明を整えるだけでも方向性はつくれます。部屋の広さに合わない大きな家具を無理に置く必要はありません。
最初の一歩は、部屋の主役を一点決めることです。ソファかベッドなど面積の大きな家具を基準にすると、ラグやカーテンを選ぶ軸ができます。新しく買う家具だけでなく、今使っているお気に入りを主役にしても構いません。

色数で迷うなら、ベース・メイン・アクセントの3つの役割に分けて考えましょう。壁や床をベースに、布物をメイン、クッションやアートをアクセントにすると整理しやすくなります。
「70:25:5」のような配分は参考の目安で、守らなければ整わない比率ではありません。賃貸でも床や建具の色はさまざまです。まず昼間に部屋を撮影し、床とカーテンに合う色を拾ってください。
照明・アート・ラグは、内装を変えずに雰囲気を整える候補です。ただし「賃貸ならこの方法は必ず使える」という共通ルールはありません。設備や契約、製品の取り付け条件を確認して選びます。
ソファ横や棚の上に置く照明なら、天井の一灯とは違う高さに光を足せます。くつろぐ時間には温かい色の光を候補にし、読書や仕事には手元の明るさも確保しましょう。コードが通路を横切らない位置と、安定した置き場所を先に決めます。
天井照明の交換は、接続器具の種類だけでなく、照明の重さ・取付方法・賃貸の条件を確認してから。判断できない場合は管理会社や施工担当者に相談し、配線工事を自分で行わないでください。
灯りの配置を詳しく考えたい方は、こちらの記事も参考になります。
壁にアートを飾ると視線の行き先ができます。穴の大きさだけで取り付け可否を決めず、契約上の条件と作品の重量、取付金具の指定を確認しましょう。壁を使えない場合は、転倒・落下を防げる設置方法が取れるか相談してください。
ラグは、くつろぐ場所を床の上で区切る役割を持ちます。定番サイズから決めるのではなく、置く家具とドアの開閉位置を測って選びましょう。ずれ・つまずきへの対策や床暖房への対応も商品ごとに確かめます。
同じ畳数でも、部屋の形・収納扉・窓の位置で置ける家具は変わります。ソファの幅だけでなく、奥行きと、使うときに必要な空間まで含めて確認するのがポイントです。
ベッドとソファを置く想定なら、先にベッドと収納の使用範囲を確保し、残った場所にソファの外形を当てはめます。通りにくければ、ソファを小さくするだけでなく、テーブルを脇に置く、ソファを置かないなど配置そのものを見直します。
背の低い家具は壁の見える面積を残しやすく、部屋の奥へ視線を通せます。ただし低い座面が使いやすいかは体格や姿勢によって異なります。見た目だけでなく、立ち座りも確認してください。

日用品をすべて隠すより、リモコンや充電器などよく使う物に戻し場所を決める方が続けやすくなります。コードは放熱や安全に配慮して整理し、照明や延長コードを家具で押さえつけないようにします。
以下は、ソファ・ラグ・灯り・収納・アートの役割を具体化する商品例です。写真の組み合わせを一式そろえる必要はなく、今の部屋に足りない役割から選んでください。

Rosaは、低めの本体と細いスチール脚を組み合わせたソファです。床や壁を見せながら、くつろぐ場所を主役にしたい方の候補になります。ワンアームの幅156cm仕様でも奥行きは98cmあるため、幅だけで「狭い部屋向き」と判断せず、通路まで含めて確認しましょう。ファブリック仕様はカバーリング式ですが、お手入れ方法は選ぶ張地の指定に従います。

グレーの濃淡と細かな柄を持つラグです。無地のソファに表情を足しながら、色のつながりを保ちたいときに候補になります。写真全体の雰囲気だけでなく、敷く範囲と家具の脚が載る位置を確認してサイズを選びます。

木を削り出した、布が揺れるようなシェードが特徴のスタンドライトです。ソファ横や棚の上に立体的な形を添え、夜は上下へ抜ける光を楽しむ使い方が考えられます。ベッドサイドでは、置き台の奥行きと安定性、コードの経路を確認してください。

扉付きの収納とオープン部分を組み合わせ、しまう物と飾る物を分けたいときの候補です。色や構成は、今ある家具との組み合わせから選びます。写真はデスクを組み合わせた構成例なので、同じ使い方を希望する場合は必要なパーツと寸法を確認してください。

和紙の線が重なる奥行きのあるアートです。幅・高さ30cmの枠を、壁の余白を測る目安にできます。木製とガラスの枠を使った作品なので、小さいから画鋲で掛けられるとは判断せず、重量と指定の取付方法を確認しましょう。
迷ったら、部屋の幅と奥行き、残したい家具、変えたい景色をメモして、気になる商品のページからご相談ください。展示を見たい場合は、希望する商品・仕様を事前に伝えて確認すると検討しやすくなります。
気になる家具は、東京・品川の店舗で実物をご覧いただけます。
無垢材の質感や座り心地を確かめてから、サイズ・素材を自由にオーダー。専門スタッフが無料でご相談を承ります。