ソファの横には小物を置く台が欲しい。でも、ときどき腰掛けがもう一脚あると助かる。そんな場所には、物を置く面と座る面を切り替えられるスツールが候補になります。
LMスツールは、クッションの座面を外すと木製の天板が現れ、サイドテーブルとしても使える一脚です。ねじ式で高さを変えられるところも特徴。普段は小物の置き場、必要なときには腰掛けという使い分けを、木の家具で楽しみたい人に向いています。

スツールをサイドテーブルにするなら、座面の形まで見て選びたいところです。座るための曲面やクッションが、そのまま物を置く面として合うとは限りません。何を置くかによって、平らに支えられる部分があるかを確認する必要があります。
LMスツールは、座るときにはクッションを使い、台として使うときにはそれを外す構造です。柔らかな張り座と硬い木の天板を、役割に応じて選べることが、この一脚を兼用に選ぶ理由になります。

たとえば、ひとりで過ごす時間にはソファ横で読みかけの本や眼鏡の置き場に。席を増やしたいときには、置いた物を移してクッションを戻し、腰掛けとして使う。役割ごとに別の家具を置くのではなく、時間に合わせて一脚の使い方を変える提案です。
ただし、一脚で台と椅子を同時には使えません。台として使っている間のクッションの置き場と、腰掛けに替えるときの小物の移動先も決めておくと、日常の動きに組み込みやすくなります。
いつも二つの役割を同時に必要とする場所より、時間によって役割が変わる場所に置く。そう考えると、兼用家具が自分の暮らしに合うか判断しやすくなります。
スツールと椅子・オットマンの違いは、下の記事で整理しています。

クッションを外すと、丸い木製の天板と、その周囲の縁が見えます。RAM掲載の天板寸法は外径31cm、内径29cm。物を置く面を考えるときは、外側の輪郭だけでなく内側の大きさも確認しましょう。
自宅で試すなら、紙に直径29cmの円を描き、置きたい物の底面をその中へ並べてみます。眼鏡ケースと小さな本、リモコンなど、いつも手元に置く物を実物で試すと、どれを載せ、どれを別の場所へ戻すかを考えられます。この円は大きさの目安で、天板の形や安定性を再現するものではありません。
本の角が縁から出る場合は、置けるかだけでなく、人が通るときや手を伸ばすときに触れないかも見てください。ノートパソコンや複数の食器を広げる作業台のように使いたいなら、必要な面積を確保できるかを先に確かめたいところです。
また、縁があるから物が落ちない、飲み物がこぼれないというわけではありません。カップなどを置きたい場合は底面の収まりを見て、水分や熱への対処を含めて取扱方法を確認しましょう。天板に載せる物を絞っておくと、腰掛けへ切り替える際に動かす物も少なくできます。
木の天板のお手入れは、塗装の種類を確認してから選びましょう。

LMスツールの中央には木のねじがあり、座面を回して高さを調節する仕組みです。周囲の家具に合わせて位置を考えられる一方、どこまでも低くしたり高くしたりできるわけではありません。
RAMの商品ページにある高さは46〜60cmです。ただし、クッションを外した状態の天板高は掲載値だけでは確定できません。ソファ横に置く場合は、調節範囲の数値をそのまま当てはめず、クッションなしで使いたい高さにできるか確認してください。

高さの目安を探すには、いつもの姿勢でソファに座り、横に置いた物を取る動きを試します。肘掛けの上から手を伸ばすのか、肘掛けのない側に置くのかでも、欲しい位置は変わります。背を起こさずに取りたいのか、少し向きを変えて使うのかまで想像すると、自分の使い方に近づけて検討できます。
| 見るところ | 自宅で確かめること | 商品仕様と照合すること |
|---|---|---|
| 手元の高さ | ソファの肘掛け・普段の姿勢 | クッションなしの天板高が合うか |
| 床の置き場所 | 幅・奥行き38.5cmの本体 | 脚先と人の通る場所が重ならないか |
| 腰掛けへの切り替え | 座面と載せた小物の移動先 | 台と席を同時に必要としていないか |
三本の脚は天板の下から外へ広がっています。天板だけが入る隙間ではなく、脚先の位置と人が通る場所まで見ておきましょう。低いソファの横など、希望する台の高さが調節範囲より低い場合は、この昇降機能だけでは解決できません。
回転する構造なので、天板が完全に固定されることを前提に物を載せず、調節部の扱い方も確認します。調節や移動をする際は載せた物をいったん別の場所へ。見た目の小ささと、日常で無理なく扱えることは分けて考えたい点です。

丸い張り座の下に、木のねじと三本脚が見える姿もLMスツールの魅力です。木の台として使っているときと、クッションを戻したときとで、見える素材が変わります。仕組みを隠すのではなく、木の形として眺められる一脚です。
RAMでは、本体の材にオーク、ブラックウォールナット、ブラックチェリー、座面に帆布のピエトラが掲載されています。床や隣の家具の木部と合わせたいのか、ソファの張地に色を寄せたいのか。まず、いつも置く場所にある色を一つ手がかりにすると、組み合わせを絞れます。写真の色は画面や光でも変わるため、希望の張地色は商品情報で確認してください。
問い合わせる際は、商品名欄に「LMスツール」と入れ、使う場所、置きたい物の大きさ、希望する天板高を内容欄に添えると具体的です。クッションを外した場合の高さや、着脱・調節時の扱い方、木部と座面の選択肢を確認しましょう。
台として過ごす時間と、腰掛けになる時間。その両方が思い浮かぶなら、LMスツールは「使わないときにしまう椅子」ではなく、役割を変えながら部屋に置いておける候補になります。
気になる家具は、東京・品川の店舗で実物をご覧いただけます。
無垢材の質感や座り心地を確かめてから、サイズ・素材を自由にオーダー。専門スタッフが無料でご相談を承ります。