ソファで映画を見るとき、足を床に下ろすだけでなく、座面の上に上げて過ごしたい。そんな時間を大切にするなら、奥行きが深いソファが候補になります。選ぶときは、置くための外寸と、体を預けるための座面の広さを分けて見ることが大切です。
深いほど誰にでも座りやすいわけではありません。背中の支えや足の置き方、部屋に残る通路まで含めて、自分の居場所を考えてみましょう。この記事では、奥行きを選べるオルタナを例に、休息の時間に合う選び方を紹介します。

奥行きが深いソファの魅力は、足を上げたり、体の向きを変えたりするための場所を座面に求められることです。映画に見入る時間も、読みかけの本に戻る時間も、食卓の椅子とは違う過ごし方を考えられます。
ただし、足を上げられるかどうかは、奥行きだけでなく座面の幅や肘の位置、体格にもよります。足を下ろして背にもたれたい人は、その姿勢で背中が支えられるかを別に確かめたいところです。家族で使うなら、全員が同じ座り方をする前提にしないほうが選びやすくなります。

無垢家具専門店RAM(ルームアート松井)が扱うオルタナは、奥行きの選択に加え、収納を備えた木製アームを組み合わせられるソファです。背と座のクッションのそばに木の面があり、外側には本やリモコンを戻す場所を設けられます。
たとえば、休日に雑誌を読み、途中で映画へ切り替える。読みかけの一冊を座面に置きっぱなしにせず、そばの収納へ戻す。そんな使い方をしたい人には、座る面の広さと小物の置き場所を一緒に選べる点が魅力です。収納したい本の大きさは、内寸と照合しておきましょう。
アームにはファブリックの仕様もあります。木の収納を求めるのか、張地に囲まれた印象を好むのか、まずは写真と仕様を見ながら希望を整理すると、奥行きだけで決めずに済みます。
本体の奥行きは部屋への収まりを、座面の有効な奥行きは座る姿勢を考えるための数字です。商品一覧に大きな数値があっても、その長さをすべて座る場所として使えるとは限りません。

オルタナには、本体の奥行きが94cmと114cmのタイプがあります。この差は20cmですが、いずれも外寸です。背の構造やクッションがあるため、座面の手前から背中を預ける位置までの長さとは区別してください。
今のソファがあるなら、背クッションを普段どおりに置き、座面の前端からクッションの手前までを測ってみます。そのうえで「足を下ろすと背中が離れる」「足を上げると膝まわりが窮屈」など、実際に感じていることもメモしましょう。数値だけを比べるより、次のソファに求める条件がはっきりします。
クッションは体を預けると形が変わります。測った長さが同じでも、座ったときの感覚まで同じにはなりません。写真から柔らかさを決めつけず、背の支え方と座面の感触を分けて確認します。
幅・奥行き・座面高の記号は、こちらの記事で確認できます。
深いソファを置けるかは、本体の外寸に加えて、テーブルとの間や収納を使う場所まで含めて確かめます。ソファだけが入っても、毎日の出入りがしにくければ落ち着いて過ごす場所にしづらくなります。

候補の構成が決まったら、床を傷めない方法で、ソファの四隅とテーブルの位置に印を付けてみましょう。背を置く位置が同じなら、奥行きが20cm増えた分だけ前端が室内側へ出ます。前のテーブルを動かせるか、隣の家具への通り道が残るかを、実際に歩いて確かめます。
| 見るところ | 自宅で確かめること | 商品仕様と照合すること |
|---|---|---|
| 置く寸法 | ソファ前後の空間とテーブルの位置 | 選ぶ構成の本体外寸 |
| 座る寸法 | 今のソファの座面と普段の姿勢 | 背クッションを含む有効奥行き |
| 出入りと収納 | 人が通る経路と本を取り出す動き | アームの位置・収納の内寸 |
ソファの背後を通る配置では、背面も含めた外寸が必要です。壁際なら、巾木やカーテン、コンセントの位置も見ておきます。間取り図上の幅だけでなく、使いたい場所にあるものを写真に残すと相談しやすくなります。

収納付きアームを選ぶなら、本を外側から出し入れする動きも試します。隣の家具との隙間が小さいと、収納があっても使いにくくなるためです。収納の向きと普段座る位置を、一緒に決めておきましょう。
最後は「どれだけ深いか」より、いつもの姿勢を無理なくとれるかで選びます。足を下ろすときと上げるときの両方を考えておくと、写真の印象と暮らしの希望を結びつけられます。

試座できる場合は、普段と近い姿勢で、背中に支えがあるか、膝の裏が前端に強く当たらないか、立ち上がるまでの動きがとりやすいかを確かめます。座面に足を上げて確かめたい場合は、店舗で可能な試し方を確認してください。短時間の試座だけで、長時間座ったときの快適さまで判断しないようにしましょう。
オルタナはユニットを組み合わせるタイプです。希望する幅や奥行き、アームの種類を挙げ、組み合わせたときの全体寸法を確認しましょう。搬入についても、完成したソファの大きさだけでなく、運ぶ単位の寸法と経路を照合する必要があります。
来店前や遠方から検討する場合も、部屋の寸法と配置写真、普段の座り方を添えて問い合わせられます。有効な座面の奥行きや希望構成、展示・試座の可否など、気になる点を具体的にしておくと検討を進めやすくなります。
ソファの上で何をして過ごしたいかを先に決める。その時間に合う奥行きと、周りに残したい空間を選ぶことが、自分らしい休息の場所につながります。
気になる家具は、東京・品川の店舗で実物をご覧いただけます。
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