背もたれから肘掛けまで、一本の木がなめらかにつながっている。これは「一本曲木」という、熟練の職人だけが成せる技。蒸気で木を柔らかくして、ゆっくりと曲げていく。だから継ぎ目がなく、見た目も美しければ強度もある。
丸い座面は、職人が手ロクロで一つひとつ丁寧に削り出したもの。お尻の形に合わせてほんの少しくぼんでいるから、板座なのに長く座っても疲れにくい。木のすべすべした肌触りが気持ちいい。
肘掛けがあると、立ち座りがぐんと楽になる。手をかけて体を支えられるから、足腰への負担が減る。食事中も腕の重さを肘掛けに預けられるので、肩が楽。食後のおしゃべりも、本を読む時間も、ついつい長居したくなる心地よさ。
厚みのある背もたれが、座るとしっかり背中を支えてくれる。包み込まれるような安心感があって、食後のコーヒータイムもつい長居したくなる。
ナチュラルな木の色は、どんなテーブルにも合わせやすい。和室にも洋室にも、しっくりなじむ。使い込むほどに色が深まって、自分だけの一脚に育っていく。


