「モールテックスって聞いたことあるけど、何?」と思っていませんか。おしゃれなダイニングテーブルを探していると、よく目にする言葉です。でも、正直よくわからない。そんな方のために、この記事ではモールテックス仕上げについて、わかりやすく解説します。創業100年の家具専門店RAM(ルームアート松井)が、実際に取り扱う商品を交えながらご紹介します。
モールテックスとは、テーブルの天板に塗る「左官素材」のことです。左官(さかん)とは、壁や床をコテで仕上げる職人の技術。モールテックスはその技術を使って、天板の表面を薄くコーティングします。
見た目はコンクリートのよう。でも実は、コンクリートよりずっと薄く、軽く仕上げることができます。厚さはわずか数ミリ程度です。フランス生まれの素材で、ヨーロッパのカフェやレストランでよく使われています。日本でも、おしゃれなインテリアに敏感な方に人気が高まっています。
モールテックスと無垢材(むくざい)は、ひと言で言うと「クールさ」と「温かさ」の違いです。モールテックスはコンクリートのような無骨でシャープな表情。無垢材は木の温もりとやさしい雰囲気。どちらも魅力的ですが、目指す空間のイメージによって向き不向きがあります。
RAMのショールームでも「写真で見てかっこいいと思ったけど、実際に置いたらイメージと違った」というお声を聞くことがあります。素材の違いをしっかり理解しておくことが、後悔しない家具選びにつながります。
| 比較項目 | モールテックス | 無垢材 |
|---|---|---|
| 雰囲気 | クール・モダン | 温かい・ナチュラル |
| 経年変化 | ほぼなし | 色艶が深まる |
| お手入れ | 拭くだけ・簡単 | 定期的なオイル塗布 |
| 色の選択肢 | 豊富なカラーバリエーション(ホワイト・ベージュ・グレー系など) | 木の自然な色のみ |
| 傷への強さ | 比較的つきやすい | 傷は補修が可能 |
モールテックスは、1点1点職人の手作業で仕上げるため、まったく同じ表情のテーブルは存在しません。コンクリートのような質感の中に、職人の技が生み出す微妙な濃淡やムラが混じり合います。その「不均一さ」こそが、モールテックスの個性です。
RAMが取り扱うモールテックステーブルは、ALGORHYTHMのカラーチャートから選べる豊富な色展開が魅力です。ホワイト・クリーム・ベージュ系からグレー系まで幅広く揃い、インテリアや床材の色に合わせて選ぶことができます。インダストリアル(工場・倉庫風のカッコいいスタイル)にもモダンにも、異素材のチェアとも自然になじみます。
どんな素材にも良い面と気をつけたい面があります。モールテックスも同じです。買ってから後悔しないよう、両方をしっかり確認しておきましょう。
モールテックスの最大の魅力はその見た目のかっこよさです。コンクリートのような無骨な表情は、おしゃれなカフェやホテルのような空間を自宅でも実現してくれます。また、表面がツルッとしているので、水や汚れをはじきやすく、サッと一拭きするだけできれいになります。
子どもがいるご家庭でも「食事の汚れが簡単に落ちる」と評判です。日々の掃除の手間が少ないのは大きな魅力ですね。
一方、モールテックスは無垢材のような「木の温もり」は感じられません。コンクリートのような素材感は、ナチュラル系やウッディなインテリアとは合わないこともあります。また、表面の塗膜(とまく:表面をコーティングしている薄い層)が思ったより傷つきやすいことも覚えておきましょう。硬いものを強くこすったり、落としたりすると傷になる場合があります。
無垢材の場合は傷ができても紙ヤスリで削って補修ができますが、モールテックスは自分での補修が難しいです。使い方に気をつけることが大切です。
モールテックスは、モノトーン・リゾート・モダンなど多彩なスタイルに合います。実際のRAMのコーディネート事例から2つをご紹介します。
白・グレー・黒を基調にした空間には、チャコールグレーやブラックのモールテックスが絶妙にマッチします。ペンダントライトやメタル素材のチェアと組み合わせると、まるでインテリア雑誌のような空間に。直線的でシャープなラインのテーブルが、空間全体を引き締めます。
クリーム系のモールテックスに、インディゴブルーの布張りチェアとラグを組み合わせると、海辺のリゾートを思わせる爽やかな空間に。「モールテックス=グレー・無骨」というイメージを持つ方も多いですが、ホワイト・クリーム系のカラーは自然光との相性が抜群で、植物や艶やかな壁面アートとも自然に調和します。
答えはシンプルです。自分がどんな空間に住みたいかで決まります。「モールテックスと無垢材、どっちにしようか迷っています」というご相談は、RAMでも非常に多いです。
モールテックスが向く方:クールでモダンな空間が好き。掃除の手間を減らしたい。個性的なインテリアにしたい。
無垢材が向く方:木の温もりが好き。経年変化で風合いが増すものを使いたい。ナチュラルで長く愛せるものが好き。
商品ページからお問い合わせいただければ、スタッフが最適な一台をご提案します。「部屋の雰囲気に合う色はどれ?」「サイズはどのくらいが良い?」など、お気軽にご相談ください。遠方の方もオンラインで対応しています。
いずれも日本の工房「ALGORHYTHM(アルゴリズム)」による受注生産品です。モールテックスのカラーはカラーチャートから選べるため、自分の部屋の床材やインテリアに合わせた一台をオーダーできます。
天板も脚もすべてモールテックス仕上げの円形テーブル。どっしりとした存在感は、まるでひとつのアート作品のようです。円形なので、家族みんなが顔を見合わせながら食事ができます。
モールテックスの天板に、ブラックスチールの1本脚を組み合わせたスタイリッシュな円形テーブルです。脚が細いので、部屋が広く感じます。軽やかでモダンなデザインが特徴です。
長方形の天板に1本脚のユニークなデザインです。W140〜200cmの幅広サイズに対応しているので、4〜6人でのゆったり食事にも向いています。脚もモールテックスで統一されており、テーブル全体に一体感があります。