ワイヤーシェードとは、細い金属の線で形をつくった、透け感のあるランプシェードです。消灯時には線の重なりを、点灯時には壁や天井に広がる光と影を楽しめます。
ただし、商品写真のような影が、どの部屋でも同じように出るわけではありません。創業100年の家具専門店RAM(ルームアート松井)が、4モデルを例に、形の選び方と自宅で確認したい条件をご紹介します。

ワイヤーを編んだりつなぎ合わせたりしたシェードは、面で覆う形とは違い、向こう側が透けて見えるのが特徴です。金属の線が重なることで、消灯している昼間にも立体的な造形を楽しめます。
見た目が金色でも真鍮とは限らず、素材と塗装・メッキは別の情報です。素材表記が「ワイヤー」の商品の金属種を、写真の色だけで特定しないようにしましょう。色の変化やお手入れも、実際の仕上げに合う方法を確認します。
線がつくる影をインテリアの一部として楽しめるのが魅力です。白い壁の余白に影を見せる、木のテーブルの上に透ける形を置くなど、照明本体だけでなく周囲の景色と組み合わせて考えられます。
大切なのは、日中の形と夜の灯りのどちらを楽しみたいか。影を強く出さず、透け感のあるオブジェとして選ぶ使い方もできます。
確認したいのは、シェードの形、使う電球、設置場所の三つです。網目の粗さだけで「広く照らす」「食卓に集光する」と決めず、組み合わせで判断します。
点灯写真を参考にするときは、使った電球や壁までの距離が分かると、自宅との違いを整理しやすくなります。条件が分からない写真は雰囲気の参考にとどめ、同じ影が出る証拠にはしないでください。

温かい色の光は、夜にくつろぐ食卓やリビングの候補になります。色温度は光の色、ルーメンは光量の目安で、それぞれ別に確認するものです。
透明な電球で影がはっきりする場合もあれば、光源が見えて眩しく感じる場合もあります。食事や読書に必要な明るさを確保しつつ、座った目線から見た状態を確認しましょう。口金、電球の大きさ、使用可能なワット数、調光対応は器具の指定に合わせます。
テーブルと照明の位置関係は、こちらの記事で詳しく考えられます。
木の家具に透け感のある金属のシェードを合わせると、面と線の違いが引き立ちます。ウォールナットにはこの形、オークにはこの形という決まりはありません。木部の色だけでなく、家具の輪郭や部屋の中の金属色も見て選びましょう。

丸いテーブルに球状のシェードで曲線を繰り返す、直線的な家具に多面体の形を合わせるなど、好みから組み合わせを考えられます。複数灯にする場合は、天井側の取付位置・器具間隔・必要な工事も先に確認してください。
以下は、それぞれ線の重なりや輪郭が違う4モデルです。商品写真は形の確認に使い、設置後の影や明るさは、自宅の条件と合わせて検討してください。

蜂の巣を思わせる網目を、ダイニングのアクセントにしたい方の候補です。本体は幅・奥行き34cm、高さ38cm。写真の複数灯の配置を参考にする場合は、テーブル幅と吊り下げ位置も確認しましょう。必ず六角形の影が壁に出るという意味ではありません。

球状に線が重なる形で、照明そのものの存在感を楽しむモデルです。本体の幅・奥行き・高さは40cm。部屋の隅や食卓の上で、球の輪郭がどう見えるかを考えると選びやすくなります。写真の陰影を希望する場合は電球と設置距離もご相談ください。

丸みのある輪郭に網目が重なり、木の家具と異素材の表情を楽しめるモデルです。本体は幅・奥行き41cm、高さ34cm。「S」という名前だけで小さなカウンターに適すると判断せず、器具の外形を置き場所に当てはめて確認してください。

多面体の輪郭を、消灯している時間にも楽しみたい方の候補です。本体は幅・奥行き31.8cm、高さ31cm。白い壁の前で形を見せるなど、部屋の余白と合わせる使い方が考えられます。器具の見た目と必要な光量は分けて確認しましょう。
自宅の写真を、昼と夜に一枚ずつ撮ってみてください。どこに形を見せたいか、どこに灯りがほしいかを書き込むと、商品写真の雰囲気を自宅に置き換えやすくなります。
気になる商品のページから、天井高・吊るす位置・壁までの距離・一緒に使う照明を添えてご相談ください。展示や点灯状態を見たい場合は事前に確認し、取り付けの可否は器具と建物の条件を合わせて判断しましょう。
気になる家具は、東京・品川の店舗で実物をご覧いただけます。
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